- 4歳児のモンテッソーリ教育
- 4歳児は待てるが身につく
- 性別で物事を決めつけない
- 親が子どもの1番の理解者になる
こんにちは、りーじです。
この記事は、4歳の誕生日を迎えるお子さんをお持ちの、パパ・ママに向けた内容です。
- 子どもが4歳!どんな育児が必要?
- 4歳児に特化した教育が知りたい!
これらの疑問・要望に応えます!
4歳児は、これまでの成長が洗練される時期。
子育てのゴールに向けて、大切な期間ですね。
最後まで読むと、小学校入学に向けた育児ができますよ!
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細かい動きもできてくるで!
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育児の折り返しですね
モンテッソーリ教育とは?
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モンテッソーリ教育は、子どもの自主性と自己表現を尊重する教育です。
Amazonの創業者や、将棋の藤井さんなども受けていたとして有名ですね。
しかし、中身は英才教育ではありません。
モンテッソーリ教育とは、見守りの育児なのです。
モンテッソーリ教育は自立を促す
モンテッソーリ教育は自己肯定感を高め、発達段階に応じた学び方を尊重します。
子どもたちが自分で考え、行動し、学ぶ力を養っていくのです。
自分で考え、行動する。
モンテッソーリ教育は、子どもの自立を促す育児なのです。
モンテッソーリ教育の内容
![モンテッソーリ教育のイメージ図](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/Image-diagram01.png)
モンテッソーリ教育は、子どもを見守り自立を促す教育です。
その土台となるのが、環境を整えること。
子どもは環境さえ整っていると、自分で成長できます。
成長に合わせて環境を整えると、子どもは自分の力で自立していけるのです。
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環境づくり大切やで!
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理想的な育児ですね
4歳児は「待てる力」が身に付く
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4歳になると、「待てる力」が身についてきます。
自分のやりたいことなら、ちゃんと待てるように。
4歳は「自分」を確立していく、最終段階。
自己確立ができると、これからの友だち付き合いもスムーズに進みます。
運動面では、でんぐり返しや、ダンスができるように。
バランス感覚が発達し、平均台をスイスイ歩けます。
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ヒヤッとすることが多い笑
4歳児の環境づくり
4歳になると、少しずつ性別の違いが出てきます。
しかし、男だから女だからと決めつけてはいけません。
男の子でも読書好きもいれば、女の子でもドロだらけで遊びます。
みんな違って、みんなイイですね。
今は子どもの個性を認める時代です。
親は子どもがいろんな体験をする環境を、整えてあげましょう。
4歳児との接し方
4歳になると、保育園などで問題行動がみえてきます。
先生から連絡がくることも…
しかし、問題行動には必ず理由があります。
子どもの意見をしっかり聞きましょう。
納得できる理由なら、子どもから先生に説明させてあげて下さい。
親は子どもの1番の理解者です。
親が子どもを信じて待れば、子どもも「待てる力」が身についてきます。
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お母ちゃん聞いてや!
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何でも聞くで〜
4歳児の主な敏感期
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モンテッソーリ教育には、敏感期という考えがあります。
それぞれの敏感期になると、子どもはモノごとに興味を示し、能力を獲得します。
4歳児は、次の敏感期が当てはまります。
- 運動の敏感期
- 言語の敏感期
- 感覚の敏感期
- 数の敏感期
- 社会性の敏感期
子どもは何に興味があるのか?
何ができて、何ができないのかを観察しましょう。
敏感期を知って、子どもを観察することからモンテッソーリ教育は始まりますよ。
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難しく考えなくていいよ!
運動の敏感期
4歳児になると、さらに細かい指の動きができてきます。
切ったり縫ったりなどは、自分を表現する必要な運動。
小学校に入学するまでに、洗練された動きを身につけたいですね。
また、分解することも良い体験です。
「分解してみたい」という気持ちは、仕組みを知りたいという好奇心の現れ。
折り紙や箱を分解し始めても、そっと見守りましょう。
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手先の器用さは大切です!
言語の敏感期
4歳になると、話すに伴って「文字を書く」ことに強い興味が現れます。
運動の敏感期である、手を動かしたい気持ちから「書く」に興味が出るんですね。
「書く」には、手指の発達が必要。
親指・人差し指・中指が、自由に動かせるようになりましょう。
「書く」の次に、「文字を読む」ことにも強い興味が現れます。
壁に五十音表やアルファベット表を貼っておくと、子どもが興味を出します。
表の前を素通りするなら、読む敏感期はまだかも。
それなのに、親が教えこもうとすると、逆に文字嫌いになりますよ。
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早期教育と適時教育の違い!
感覚の敏感期
4歳児は、静かにすることが大切になります。
一定時間、静かに座ったり、声を出さずにいる自律ですね。
4歳からは、静かにする静粛を意識しましょう。
先生や親に言われて静かにするのではなく、自らの意志で習得できた静粛が重要です。
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これも感覚なんやな〜
数の敏感期
4歳の後半ごろから、数の敏感期が訪れます。
子どもそれぞれですが、数の敏感期は意外と遅い。
数の敏感期は、タイミングが重要です。
まだ敏感期に入っていないのに、計算を教えても意味がありません。
逆に、敏感期を逃して小学校に入学すると、遅すぎます。
親は、数の敏感期を見逃さないようにしましょう!
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早すぎると数がキライになるよ!
社会性の敏感期
社会性の敏感期とは、子どもがマナーや品格などを身につける時期です。
4歳くらいから、まわりの物事への配慮が見られます。
大切なことは、子どもはいつでも大人を見ているということ。
子どもが小学校に入学するまでに、日常生活のマナーが身につくといいですね。
モンテッソーリ教育:4歳児の実践方法
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モンテッソーリ教育といっても、自宅で簡単にスタートできます。
特別な保育園に入れる必要もありませんよ。
もちろん、専門の保育園などに通わせた方がより効果的とは思います。
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うちの近くには無さそうやで!
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お家でも大丈夫!
運動の敏感期:実践編
- 縫う
- 結ぶ
縫う・結ぶは、エンピツを使う練習になります。
親指・人差し指・中指の、自由な運動が身につきますよ。
縫う
準備するものはこちら。
- 本物の針(太め)
- 針刺し(使い終わったら刺す習慣のため)
- 刺繍糸
- 厚めの画用紙(13×18cm)
- 目打ち(キャップがあるもの)
- コルク板(穴あけ用)
- ハサミ(子ども用)
- セロハンテープ
画用紙に簡単な絵を描いて、点も書いておきます。
コルク板の上に画用紙をおき、点に穴をあけましょう。
穴は偶数がおすすめ。
仕上がりがキレイになります。
子どもが好きな色の糸を選んだら、親が針に通します。
糸の終わりを結ぶところまで、手伝いましょう。
親が裏から穴に糸を通し、何回か縫うお手本を見せます。
あとは、子どもが楽しみながら作業開始。
最後まで縫えたら、ハサミで糸を切ってテープでとめます。
慣れてきたら、玉結びまでできると良いですね
結ぶ
太く、短いヒモから始めましょう。
かた結びからでOKです。
ポイントは、いろんな種類のヒモを準備すること。
好きな色や素材があると、何回も結ぶ動作をくり返せます。
うまく結べるようになったら、ほどく動作もできると良いですね。
言語の敏感期:実践編
- 砂文字
- なぞり文字
- モノに名前を貼る
砂文字
いきなりエンピツではなく、自分の指で文字を書いてみましょう。
モンテッソーリ教育に、砂文字の教具があります。
ひらがなが、ザラザラした作りになったモノ。
ザラザラをなぞるだけで、文字を書く練習になります。
砂文字は手作りが大変です。
専用の教材があるので、買う方がいいかも!
なぞり文字
![モンテッソーリ教育で使用するなぞり文字の見本](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/tracing-letters.png)
お手本の文字と、上に置くトレーシングペーパーを準備します。
エンピツは筆圧が必要なので、フェルトペンで書きましょう。
お手本は子どもの名前や、親の名前を準備するといいですね。
うまく書けたという、成功体験を積んでいきましょう。
モノに名前を貼る
紙にモノの名前を書きます。
書くところを、子どもにゆっくり見せましょう。
声は出してはいけません。
書き終わったら、紙にテープをつけます。
子どもに「これはどこにある?名前を貼ってきて」と伝えます。
家の中が子どもが貼った紙で一杯になったら、モノの名前をマスターしてますよ!
感覚の敏感期:実践編
- 静粛を身につける
1分間、目を閉じます。
視覚をさえぎり声を出さないと、いろんな音が聞こえてきます。
1分たったら、どんな音が聞こえたか一緒に話しましょう。
ポイントは、大人も真面目にやること。
いつもと違う静粛な態度を見せると、子どもも静粛が身についてきますよ。
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もちろんテレビは消すよ
数の敏感期:実践編
- 数字の読み方を統一する
- 数助詞はまだ早い
- 数字カードを使う
数字の読み方を統一する
まずは、数字の読み方を統一します。
4は「よん」、7は「なな」。
「し」や「ひち」を混ぜると、子どもは混乱します。
10から逆に数えると、4は「よん」、7は「なな」。
年齢を言うときに、し(4)歳とは言いませんもんね。
数助詞はまだ早い
1本、2個、3匹などの数助詞は、まだ早いです。
数字の概念が、完全に分かってからでも十分。
それまでは、数助詞は言わなくても大丈夫です。
「トマトを2とってきて〜」でOK!
数字カード
![数字の敏感期に使用する数字カード](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/number-cards.png)
1〜10の数字が書かれたカードと、点が書かれたカードを準備します。
2つのカードを組み合わせて、数字の概念を覚えていきましょう。
- 1〜10までの数字を読む
- 1〜10までを順番に並べる
- 10〜1と逆に読む
- 10〜1と逆に並べる
- 数字と点の数を合わせる
社会性の敏感期:実践編
- 環境への配慮ができる
- 気品と礼を身につける
- 交通機関のマナー
- 席を譲る
- スーパー等のルール
環境への配慮ができる
4歳になると、「世の中は自分だけではない」と気づくようになります。
それまでは、自己中心的なんですね。
親の普段の行いを、しっかり見せましょう。
交通機関のマナー
電車やバスに乗る前に「大きな声を出さない」など、最低限のルールを話します。
そして、自分の言葉で確認させましょう。
人にイヤな思いをさせない、安全の大切さを伝えます。
席を譲る
電車やバスでしっかり立てるようになったら、困ってる人に席を譲れるようにしましょう。
特別に教えることはありません。
親が譲る姿を見せれば、自然と身につきます。
スーパー等のルール
買い物に行く前に、マナーや約束を事前に話します。
買う前のモノは、みんなのモノだから触らない。
危ないから走らない、などです。
今日はお菓子を買わないと事前に約束したら、絶対に買ってはいけません。
泣いても、騒いでもです。
ほめる・叱るは3歳を目安に
子どもが3歳以降になると、親は「ほめる・叱る」を意識して下さい。
子どもの自己肯定感につながる、とても重要なことです。
4歳児の発達に合わせたオモチャ
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/toys-for-4-year-olds.jpg)
4歳になってくると、手作りよりも購入の方がいいかもしれません。
でもオモチャを買い始めると、お金がいくらあっても足りませんね…
そんな時は、オモチャのサブスクの利用もおすすめですよ。
運動の敏感期用は手作り。
その他はサブスクが経済的です。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
毎回買ってたら破産やで!
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給料は一向に上がりません涙
\いろんなおもちゃが試せる!/
まとめ
今回は4歳児のモンテッソーリ教育について紹介しました!
- 4歳児は待てるが身につく
- 性別で物事を決めつけない
- 親が子どもの1番の理解者になる
4歳児は、成長が洗練される時期です。
個別の発達段階に応じたアプローチや親子のコミュニケーションを通じて、4歳児の豊かな成長をサポートしましょう!
もうすぐ5歳を迎えるなら、下の記事をご覧ください!
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ありがとうございました!
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