- モンテッソーリ教育は自立を促す教育
- 内容は環境づくりと見守りの2つ
- 敏感期が教育の軸
- 敏感期は一生に1度きり
- サポートは+α
- 年齢別・モンテッソーリ教育の一覧
- モンテッソーリ教育は適時教育
こんにちは、りーじです。
この記事は子どもを授かった、パパ・ママに向けた記事です。
- モンテッソーリ教育を簡単に説明してほしい!
この要望だけにしぼって応えます!
初めてお子さんを授かったパパ・ママ、おめでとうございます!
しかし、どうやって育児をしていくか不安じゃありませんか?
最後まで読むと、子どもの自立に役立ちますよ!
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知ってて損なし!
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知らないと損かも!
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読んでってや〜
モンテッソーリ教育を簡単に説明すると?
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モンテッソーリ教育を簡単に説明すると、子どもの自立を促す教育です。
育児の方法は、各家庭でいろいろありますね。
必ず朝食を食べる、ゲームは1日1時間まで。
いろんな育児方法がありますが、必ず共通するゴールがあります。
それは、子どもの自立です。
子どもが社会に出ても生活できるように、自分のことは自分でできるように。
育児のゴールは「子どもの自立」と言い切っていいと思います。
![モンテッソーリ教育のイメージ図](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/Image-diagram.png)
モンテッソーリ教育は、子どもの自立が目標です。
育児の本質をしっかり捉えた教育法。
それが、モンテッソーリ教育なのです。
モンテッソーリ教育の内容とは?
モンテッソーリ教育とは、自立を促す教育方法と説明しました。
「自立を促す」だけでは、具体的な内容が分かりにくいですね。
モンテッソーリ教育の内容は、2つに分けられます。
てっぺんの「自立」を支える土台ですね。
2つとも、これといって特別なモノではありませんよ。
- 環境を整える
- 見守り
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これだけ!?
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これだけです!
環境を整える
![モンテッソーリ教育のイメージ図](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/Image-diagram02.png)
1つ目の内容は、「環境を整える」です。
モンテッソーリ教育は、子どもの環境を整えることを重要としています。
具体的な例に、洗面所のふみ台があります。
洗面所の水道は、大人に合わせた高さ。
そのままでは、子どもが手を洗えません。
そこで、ふみ台を置いて環境を整えます。
環境が整えば、子どもは手を洗えますね。
これが、モンテッソーリ教育の「環境を整える」です。
特別な内容ではありませんね。
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当たり前っちゃ当たり前やな…
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普段から家でしてることですね
見守り
![モンテッソーリ教育のイメージ図](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/Image-diagram01.png)
2つ目の内容は、見守りです。
モンテッソーリ教育は、子どもの行動を見守ることが基本。
特別に、何かを教えることはしません。
ただ子どものすることを、見守るだけ。
これが、2つ目のモンテッソーリ教育の内容です。
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めちゃ英才教育だと思ってたで…
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モンテッソーリ教育は見守りの育児です
モンテッソーリ教育の軸:敏感期
![モンテッソーリ教育のイメージ図](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/Image-diagram04.png)
モンテッソーリ教育は子どもの環境を整え、見守り、自立を促す教育。
この教育には敏感期という、1本の軸があります。
敏感期とは、子どもが特定の能力に興味を持つ時期のこと。
モンテッソーリ教育は、敏感期に応じて環境を整え、見守っていきます。
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難しくなってきたな
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次で簡単に説明します
敏感期の例
つかまり立ちを、例にしてみましょう。
子どもは1歳が近づくと、つかまり立ちを始めます。
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もちろん時期は子どもそれぞれ
これは「つかまり立ちの敏感期」に当たります。
今までハイハイだったのが、足の力がついて少しずつ立てるように。
すると子どもは、立つこと(能力)に興味が出ます。
特定の能力に興味が出る時期。
これがモンテッソーリ教育の軸である、敏感期なのです。
敏感期は子どもの能力が成長する時期
敏感期は子どもの能力が、爆発的に成長する時期です。
能力に興味を持った子どもは、何回もくり返して能力を身につけるからですね。
大人でも興味があるものは、楽しくて時間も忘れます。
子どもはその何倍も興味を持ち、能力を身につけるのです。
ここで、1つ注意点。
敏感期は期間が決まっています。
しかも、敏感期は一生に1度しかありません。
子どもは敏感期をすぎると、興味がなくなり、能力の習得も遅くなります。
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マジか!?
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敏感期の種類と時期を知っておくといいですね
敏感期の種類と時期
敏感期には大きく分けて、6種類あります。
時期は子どもによって前後するので、参考にして下さい。
- 感覚の敏感期(0〜6歳)
- 運動の敏感期(10ヶ月〜4歳)
- 秩序の敏感期(2〜4歳)
- 言語の敏感期(生まれる前〜6歳)
- 数の敏感期(4〜6歳)
- その他の敏感期
敏感期によって、時期はバラバラです。
運動の敏感期は、生後10ヶ月〜4歳まで。
言語の敏感期では、お腹の中にいる時から敏感期に入りますね。
詳しくは、下の記事で紹介しています。
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必ずチェックやで!
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育児のプラスになりますよ!
子どもは自分で成長する
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ここまで記事を読んだ方は、疑問があると思います。
何も教えなくていいの?
もちろん、子どもが分からないことや、間違っている時は教える必要があります。
しかし、「子どもは自分で成長する」と頭の片隅に入れておくといいですよ。
生まれながらに持った子どもの能力
子どもは生まれた時から、2つの能力を持っています。
1つが敏感期、2つ目が吸収力です。
運動の敏感期に入ると、体を動かすことに興味を持ち動作を吸収します。
秩序の敏感期に入ると、自分なりの秩序を吸収し、個性ができてくる。
特定の時期になると、必要な能力に興味を持つ。
そして、爆発的に吸収し、身につける。
赤ちゃんは、生まれながらに自分で成長するよう、プログラミングされているのです。
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えらいインテリ気取りやな
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ダサっ
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…
ときにはサポートも必要
モンテッソーリ教育は特定の敏感期になると、環境を整え見守ります。
しかし、ときにはサポートも必要。
手本を見せたり、子どもの質問に答えたりですね。
ここで、注意点があります。
それは、あくまでもサポートだということ。
決して教えこませたり、先回りしないことです。
基本は環境づくりと見守り。
必要な場合のみ、サポートする。
サポートは+αと思いましょう。
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おーい!
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…
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集中している時の声かけもNG!
モンテッソーリ教育の大まかな流れ
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モンテッソーリ教育は、4つの流れにそって育児をします。
- 子どもの観察
- 環境づくり
- 見守り
- サポート
1.子どもの観察
まずは、子どもの観察から始めましょう。
子どもの現状を知ることが、大切ですよ。
子どもが今、何に興味があるのか。
どんな敏感期に入っているのか。
何ができて、何ができないのか。
子どもを観察すると、必要な環境づくりやサポートが分かってきます。
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これが1番大切やで!
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下の記事で詳しく紹介しています
2.環境づくり
子どもの現状が分かったら、環境を整えましょう。
子どもは環境に適応して成長するので、環境が整っていないと自分で成長できません。
例えば運動の敏感期で、指でつまむ動作の敏感期だとします。
この時期は、いろんなモノをつまみますが、つまめるモノがないと習得できません。
敏感期に応じて、必要なモノを準備しましょう。
環境が整えば、子どもは自分から能力を身につけます。
3.見守り
環境が整ったら、あとは見守り。
敏感期の子どもは整った環境があれば、自分から遊び始めます。
よくある運動の敏感期で、テッシュをひたすら出すシーンがあります。
もったいないから、止めますよね。
しかし、指でつまんで引っ張る能力の獲得を、奪うことにもなります。
始めたのなら、最後までやらせる気合でいきましょう!
次回からハンカチで代用するなど、工夫して下さい。
子育てはめちゃくちゃ大変。
でも子どもが成長できるよう、できるだけ見守ることを意識しましょう。
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時と場合によるけどな!
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危なくないようにね
4.サポート
子どもが成長してくると、必ずできないことが出てきます。
折り紙が折れなかったり、つみ木ができなかったり。
できてない!と思っても、まだサポートしてはいけません。
子どもが集中しているときに、声かけは厳禁。
すぐに声をかけると、自分で工夫する機会を奪うことにもなります。
困って集中が切れた時、助けを求められた時に初めてサポートしましょう。
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サポートしすぎも気をつけよう!
年齢別・モンテッソーリ教育一覧
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モンテッソーリ教育の内容を、年齢別にまとめました。
子どもの年齢に合わせて、参考にしてみて下さい。
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年齢は目安やで!
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子どものペースに合わせて下さい
モンテッソーリ教育の誤解
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モンテッソーリ教育と聞くと、将棋の藤井さんやAmazonの創業者を思い浮かべます。
みなさん偉大な方で、モンテッソーリ教育はスゴイ教育方法なイメージですね。
これ、誤解です。
モンテッソーリ教育は英才教育でも、早期教育でもありません。
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名前がすごいもんな!
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誤解されやすいよね
モンテッソーリ教育は適時教育
モンテッソーリ教育は、適時教育となります。
子どもの成長に合わせて、その時に必要な環境を整え、見守るのです。
モンテッソーリ教育には、数の敏感期があります。
子どもは4歳ごろになると、数に興味を持ち始める。
この時期に、ちょっとした計算にも触れていきます。
4歳から計算?
早いと思いますよね。
しかし、数の敏感期である子どもは、すごい勢いで数字を吸収していきます。
なぜなら、数字に興味があり、爆発的に成長する時期だからです。
敏感期は一生に1度きり。
子どもが興味を持つ時期に、適した教育をする。
モンテッソーリ教育は、適時教育なのです。
まとめ
今回はモンテッソーリ教育を簡単に紹介ました。
- モンテッソーリ教育は自立を促す教育
- 内容は環境づくりと見守りの2つ
- 敏感期が軸
- 敏感期は一生に1度きり
- サポートは+α
- 年齢別・モンテッソーリ教育の一覧
- モンテッソーリ教育は適時教育
個人的には、モンテッソーリ教育は特別な教育だとは思っていません。
むしろ、ベースになる育児だと思います。
モンテッソーリ教育に興味がでたた、お子さんの年齢に合わせた内容に目を通してみて下さい。
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ありがとうございました!
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