- 観察は子どもの「好き」を知るため
- 敏感期を頭に入れておく
- 「集中・繰り返す・困る」がポイント
- 観察結果をメモすると把握しやすい
- 観察を活かした環境づくり&サポート
- サポート時の注意点
こんにちは、りーじです。
この記事は、子どもの観察方法がよく分からない方に向けた内容です。
- 大切だとは思っているけど…
- 何を観察すればいいの?
- 観察した後はどうするの?
これらの疑問、要望に応えます!
子どもの観察は、子育ての第1歩です。
最後まで記事を読むと、子どもの自立へとつながりますよ!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
観察とかマジ無理や〜
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/hoho01.png)
スマホはよく見てるのになw
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
ポイントさえ分かれば楽ですよ〜
何のタメに子どもを観察するのか?
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/question-1.jpg)
この記事を読んでいる人は、すごく育児に熱心な方だと思います。
子どもの観察は大切だと、本に書いてあった。
保育園の先生から、子どもをよく観察して下さいねと言われた。
でも、一言で観察と言っても、簡単そうで難しいですよね。
ずっと一緒にいるのに、今さら何を観察するのか?
さすがのパパ・ママでも、子どもをずっと観察するのはムリな話です。
まずは、何のために子どもを観察するのか考えてみましょう。
子どもを観察する理由、それは子どもの「好き」を知るためです。
子育てのゴールは、子どもの自立。
子どもは好きなことを通して、自立していきます。
「やりたい時にやりたいことを満足するまでやる」
これが子どもの自立を促します。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
大人にも必要やな笑
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
これができれば最高の人生ですね
まずは敏感期を頭に入れる
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/process-of-growing.png)
子どもの「やりたいこと」と、大人の「やりたいこと」には、違いがあります。
大人のやりたいことは趣味や仕事であり、人生を豊かにするモノ。
子どものやりたいことは、生きるために必要な能力を身につけることです。
モンテッソーリ教育には、敏感期という考えがあります。
敏感期とは子どもが好きなモノを通して、生きるために必要な能力を身につける時期。
敏感期を知っていると、子どもの「好き」を予測することが可能。
「好き」を予測できれば、観察もグッと楽になりますよ。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
そろそろアレに興味持ちそうやな
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
大まかに知るだけで十分ですよ
敏感期を軸とした育児法
敏感期を軸とした育児に、モンテッソーリ教育があります。
モンテッソーリ教育とは、子どもの自立を促す育児方法。
世間一般的に、モンテッソーリ教育は英才教育のイメージがあります。
しかし、中身は真逆の見守りを中心とした育児。
子どもの成長に合わせた、適時教育なのです。
【3つのポイント】子どもの観察のコツ
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/intelligence.webp)
モンテッソーリ教育では、子どもの好きを重要にしています。
子どもの好きを知るためには、子どもをよく観察することが大切。
でも、普段の生活で忙しい中、子どもを1日中観察するなんてムリですよね?
大丈夫、安心して下さい。
子どもの観察は、コツをつかむと楽にできます。
観察のコツは、以下の3つ。
- 何に集中しているか?
- 何をくり返しているか?
- 何に困っているか?
1日中観察する必要はありません。
ここぞってトコロを、子どもに気づかれないように観察しましょう。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
子どもに気づかれないのがミソやで!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/hoho06.png)
視線感じまくりやで笑
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
3つを意識して下さいね
何に集中しているか?
子どもが、何かに没頭している姿を見ませんか?
ずっとアリを見ている。
ひたすらツミ木を積んでいる。
子どもはやりたいことをすると、ものすごく集中します。
周りに親がいてもお構いなし。
「やりたいこと」=「好きなこと」
子どもが何に集中しているか、意識しながら観察しましょう。
何をくり返しているか?
子どもが、くり返し遊んでいることはありませんか?
ツミ木を積んでは壊し、積んでは壊し。
大人からすると、よく飽きないなって思いますよね。
子どもは1度好きになると、何度もくり返して遊びます。
子どもが毎日していることを、意識しながら観察しましょう。
何に困っているか?
上の2つは、子どもの好きを見つける観察でした。
3つ目は、子どもが困っていることを意識してみましょう。
子どもはどんなに好きなことでも、上手くできないと集中できません。
子どもの好きを、見逃してしまいます。
子どもは、一人で成長する力があります。
しかし、それは環境が整っていることが条件。
例えば、子どもがハサミを使った工作が好きだとします。
でも、好きだった工作に集中できず、やめてしまいました。
もしかすると、ハサミが切れなくなったのかもしれません。
それとも、ハサミの大きさが子どもに合わなくなった可能性も。
環境が整っていないと、子どもは集中できずに飽きてしまいます。
子どもが何に困っているか、意識しながら観察しましょう。
観察したことを整理しよう
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/organize.jpg)
観察のコツを意識すると、子どもの好きに気づけます。
しかし、子どもは常に変化し成長するもの。
日々の生活に追われて、子どもの好きに気付けても忘れてしまうでしょう。
子どもの変化に気付いたら、整理してみて下さい。
- 子どもの行動をメモする
- 敏感期に当てはめる
実際に子どもを観察すると、小さな変化が数多くあります。
せっかく子どもの変化に気付いても、忘れてしまったら意味がありません。
そんな時は、スマホやパソコンに子どもの行動をメモしてみて下さい。
頭で覚えるより、文字で残す方が子どもの成長を把握しやすくなりますよ。
子どもの成長を把握したら、敏感期に当てはめてみましょう。
子どもが今どんな能力を身につけて、これからどう成長していくのか。
子育てのモチベーション向上や、ストレス軽減にもなりますよ。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
子育てって大変やもんな!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
基準が分かるといいよね!
観察したらサポートしてみる
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/parenting-goals.webp)
子育ての基本は見守りです。
子どもは自分で成長する力を持っているので、そっと見守るだけも大丈夫。
しかし、時と場合によっては、親のサポートも大切になります。
子どもの成長に合わせて、必要なサポートをしましょう。
- 1つレベルアップしたモノを置く
- 実際に体験させる
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
難しく考えたらアカンで!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
正解なんて分からないモノですよ!
1つレベルアップした物を置く
子どもが集中しているモノの、1つレベルアップした物をまわりに置きましょう。
ひらがなだけの絵本の場合は、カタカナが混じっている絵本。
折り紙を切っているなら、厚紙を準備する。
レベルアップしたモノがあると、子どもの好きもレベルアップします。
子どもに必要なモノは、大人が用意しなければなりません。
大人が子どもにできる、大きなサポートですね。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
環境づくりやで!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
準備するだけでいいですよ
実際に体験させる
図鑑に夢中になる子どもは、本当に多いです。
動物図鑑や乗り物図鑑、恐竜の図鑑も子どもは大好きですね。
図鑑に興味を持ったら、実際に見に行きましょう!
家の中でパラパラめくるだけだったモノが、目の前にいっきに広がる。
子どもにとっては、素晴らしい体験だと思います。
体験は博物館だけではありません。
図鑑に載っているモノを、探しに行くのもいいですね。
見つかるか分からないけど、子どもと話し合いながら目的を達成する。
めちゃくちゃ素晴らしい体験ですね。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
サイコーに楽しい!
サポートする際の注意点
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/ok-ng.webp)
子どもに対するサポートには、注意点もあります。
良かれと思ってしたことが、子どもにとってはマイナスになることも。
大人はサポートの注意点を、しっかり把握しておきましょう。
- 先回りしない
- 声をかけすぎない
- ダメなことはルールを決める
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
あるあるやで!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
子どもも大人も悪気はないけどね!
先回りしない
子どもが興味を持ったからと、アレやコレや準備しすぎるのはよくありません。
動物図鑑が好きな子どもに、動物図鑑を渡すのも先回りです。
子どもが本当に動物図鑑が好きなら、自分から本棚に取りに行きます。
もしかすると、昨日までは動物が好きだったけど、今日からは乗り物が好きかもしれません。
自分で本棚に向かえば、自然と乗り物図鑑を手にします。
しかし、大人が動物図鑑を与えてしまうと、好きじゃないのに見ないといけない。
子どもは集中できないし、楽しくないですよね。
大人の先回りは、子どもの遠回り。
大人はそっと見守り、子どもに選ぶ自由を与えましょう。
声をかけすぎない
子どもへの声かけは、もちろん大切なことです。
しかし、場合によっては子どもの集中の邪魔をすることも。
絵を描いている最中に、「上手だね!」と言うだけで、子どもの集中は切れます。
また、子どもが1枚の塗りを終えた時も、声かけをグッと我慢しましょう。
子どもからすると、1枚塗り終わっても2枚、3枚と続けたいかもしれません。
そこに大人が「できたね」と声をかけると、もう終わりなんだと思っていまします。
声かけは、子どもの集中が切れたと感じた時に行いましょう。
ダメなことはルールを決める
子どもを観察していると、何にでも登りたくなる時期に当たるかもしれません。
危険やマナーに備えて、ルールを決めましょう。
テーブルは食事をする場所。
登っていい場所ではありません。
子どもの観察は「好き」を見つけるモノですが、ダメなことはダメです。
しっかりルールを決めて注意して下さい。
登ることが好きなら公園に行って、登りたい気持ちを思いっきり満足させましょう!
3歳以降になると、叱り方も工夫が必要です。
下の記事を参考にどうぞ!
子どもは飽きやすいワケじゃない
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/think-for-yourself.jpg)
子どもにオモチャを与えても、すぐに飽きてしまうと感じていませんか?
オモチャは安くないし、買おうと思えばキリがありません。
それなのにすぐ飽きてしまうと、大人はたまりませんね…
実は子どもは、飽きやすいワケじゃありません。
子どもは能力を身につけるタメに、ものすごく集中します。
集中しなくなったら、オモチャから学べることが無くなったのかも。
大人もゲームをクリアすると、やめますよね。
子どももオモチャをクリアしたから、やめてしまったんです。
子どもがオモチャに飽きたら成長したのだと思い、レベルアップしたモノを選んでみて下さい。
おもちゃのレンタルサービスを利用すると、経済的で子どもも大満足できますよ。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/wife.png)
毎回買ってたら破産やで!
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
給料は一向に上がりません涙
\いろんなおもちゃが試せる!/
まとめ
今回は子育てに大切な子どもの観察の仕方を紹介しました。
- 観察は子どもの好きを知るため
- 観察する前に、敏感期を把握する
- コツがわかれば観察はグッと楽に
- 観察したことはメモに残す
- 好きが分かれば子どもをサポート
- サポートで注意することは3つ
子どもの好きが分かれば、自立へとつながります。
そのためには、しっかり観察して適切なサポートを行いましょう。
モンテッソーリ教育の敏感期を知っていると、観察もグッと楽になりますよ。
![](https://hoho-childcare.com/wp-content/uploads/IMG_7047-2.jpeg)
ありがとうございました!
コメント