【自立】コツが分かれば簡単!子どもを観察するポイント3選!

この記事で分かること
  • 観察は子どもの「好き」を知るため
  • 敏感期を頭に入れておく
  • 「集中・繰り返す・困る」がポイント
  • 観察結果をメモすると把握しやすい
  • 観察を活かした環境づくり&サポート
  • サポート時の注意点

こんにちは、りーじです。

この記事は、子どもの観察方法がよく分からない方に向けた内容です。

  • 大切だとは思っているけど…
  • 何を観察すればいいの?
  • 観察した後はどうするの?

これらの疑問、要望に応えます!

子どもの観察は、子育ての第1歩です。

最後まで記事を読むと、子どもの自立へとつながりますよ!

お母ちゃん

観察とかマジ無理や〜

ホホ

スマホはよく見てるのになw

りーじ

ポイントさえ分かれば楽ですよ〜

目次

何のタメに子どもを観察するのか?

この記事を読んでいる人は、すごく育児に熱心な方だと思います。

子どもの観察は大切だと、本に書いてあった。

保育園の先生から、子どもをよく観察して下さいねと言われた。

でも、一言で観察と言っても、簡単そうで難しいですよね。

ずっと一緒にいるのに、今さら何を観察するのか?

さすがのパパ・ママでも、子どもをずっと観察するのはムリな話です。

まずは、何のために子どもを観察するのか考えてみましょう。

子どもを観察する理由、それは子どもの「好き」を知るためです

子育てのゴールは、子どもの自立

子どもは好きなことを通して、自立していきます。

やりたい時にやりたいことを満足するまでやる

これが子どもの自立を促します。

好き=やりたいこと

お母ちゃん

大人にも必要やな笑

りーじ

これができれば最高の人生ですね

まずは敏感期を頭に入れる

子どもの「やりたいこと」と、大人の「やりたいこと」には、違いがあります。

大人のやりたいことは趣味や仕事であり、人生を豊かにするモノ。

子どものやりたいことは、生きるために必要な能力を身につけることです

モンテッソーリ教育には、敏感期という考えがあります。

敏感期とは子どもが好きなモノを通して、生きるために必要な能力を身につける時期。

敏感期を知っていると、子どもの「好き」を予測することが可能。

「好き」を予測できれば、観察もグッと楽になりますよ

お母ちゃん

そろそろアレに興味持ちそうやな

りーじ

大まかに知るだけで十分ですよ

敏感期を軸とした育児法

敏感期を軸とした育児に、モンテッソーリ教育があります。

モンテッソーリ教育とは、子どもの自立を促す育児方法。

世間一般的に、モンテッソーリ教育は英才教育のイメージがあります。

しかし、中身は真逆の見守りを中心とした育児

子どもの成長に合わせた、適時教育なのです。

【3つのポイント】子どもの観察のコツ

モンテッソーリ教育では、子どもの好きを重要にしています。

子どもの好きを知るためには、子どもをよく観察することが大切。

でも、普段の生活で忙しい中、子どもを1日中観察するなんてムリですよね?

大丈夫、安心して下さい。

子どもの観察は、コツをつかむと楽にできます。

観察のコツは、以下の3つ。

子どもの観察方法
  • 何に集中しているか?
  • 何をくり返しているか?
  • 何に困っているか?

1日中観察する必要はありません

ここぞってトコロを、子どもに気づかれないように観察しましょう。

気づかれると、子どもの集中を切ってしまいます。

お母ちゃん

子どもに気づかれないのがミソやで!

ホホ

視線感じまくりやで笑

りーじ

3つを意識して下さいね

何に集中しているか?

子どもが、何かに没頭している姿を見ませんか?

ずっとアリを見ている。

ひたすらツミ木を積んでいる。

子どもはやりたいことをすると、ものすごく集中します

周りに親がいてもお構いなし。

「やりたいこと」=「好きなこと」

子どもが何に集中しているか、意識しながら観察しましょう。

何をくり返しているか?

子どもが、くり返し遊んでいることはありませんか?

ツミ木を積んでは壊し、積んでは壊し。

大人からすると、よく飽きないなって思いますよね。

子どもは1度好きになると、何度もくり返して遊びます

子どもが毎日していることを、意識しながら観察しましょう。

何に困っているか?

上の2つは、子どもの好きを見つける観察でした。

3つ目は、子どもが困っていることを意識してみましょう。

子どもはどんなに好きなことでも、上手くできないと集中できません。

子どもの好きを、見逃してしまいます。

子どもは、一人で成長する力があります。

しかし、それは環境が整っていることが条件

例えば、子どもがハサミを使った工作が好きだとします。

でも、好きだった工作に集中できず、やめてしまいました。

もしかすると、ハサミが切れなくなったのかもしれません。

それとも、ハサミの大きさが子どもに合わなくなった可能性も。

環境が整っていないと、子どもは集中できずに飽きてしまいます。

子どもが何に困っているか、意識しながら観察しましょう。

観察したことを整理しよう

観察のコツを意識すると、子どもの好きに気づけます。

しかし、子どもは常に変化し成長するもの。

日々の生活に追われて、子どもの好きに気付けても忘れてしまうでしょう。

子どもの変化に気付いたら、整理してみて下さい。

観察結果を整理する
  • 子どもの行動をメモする
  • 敏感期に当てはめる

実際に子どもを観察すると、小さな変化が数多くあります。

せっかく子どもの変化に気付いても、忘れてしまったら意味がありません。

そんな時は、スマホやパソコンに子どもの行動をメモしてみて下さい。

頭で覚えるより、文字で残す方が子どもの成長を把握しやすくなりますよ

子どもの成長を把握したら、敏感期に当てはめてみましょう。

子どもが今どんな能力を身につけて、これからどう成長していくのか。

子育てのモチベーション向上や、ストレス軽減にもなりますよ

お母ちゃん

子育てって大変やもんな!

りーじ

基準が分かるといいよね!

観察したらサポートしてみる

子育ての基本は見守りです。

子どもは自分で成長する力を持っているので、そっと見守るだけも大丈夫。

しかし、時と場合によっては、親のサポートも大切になります。

子どもの成長に合わせて、必要なサポートをしましょう。

親ができるサポート
  • 1つレベルアップしたモノを置く
  • 実際に体験させる
お母ちゃん

難しく考えたらアカンで!

りーじ

正解なんて分からないモノですよ!

1つレベルアップした物を置く

子どもが集中しているモノの、1つレベルアップした物をまわりに置きましょう。

ひらがなだけの絵本の場合は、カタカナが混じっている絵本。

折り紙を切っているなら、厚紙を準備する。

レベルアップしたモノがあると、子どもの好きもレベルアップします

子どもに必要なモノは、大人が用意しなければなりません。

大人が子どもにできる、大きなサポートですね。

お母ちゃん

環境づくりやで!

りーじ

準備するだけでいいですよ

環境が整えば、子どもは自分からチャレンジします。

実際に体験させる

図鑑に夢中になる子どもは、本当に多いです。

動物図鑑や乗り物図鑑、恐竜の図鑑も子どもは大好きですね。

図鑑に興味を持ったら、実際に見に行きましょう!

家の中でパラパラめくるだけだったモノが、目の前にいっきに広がる。

子どもにとっては、素晴らしい体験だと思います。

体験は博物館だけではありません。

図鑑に載っているモノを、探しに行くのもいいですね。

見つかるか分からないけど、子どもと話し合いながら目的を達成する

めちゃくちゃ素晴らしい体験ですね。

りーじ

サイコーに楽しい!

サポートする際の注意点

子どもに対するサポートには、注意点もあります。

良かれと思ってしたことが、子どもにとってはマイナスになることも。

大人はサポートの注意点を、しっかり把握しておきましょう。

サポートの注意点
  • 先回りしない
  • 声をかけすぎない
  • ダメなことはルールを決める
お母ちゃん

あるあるやで!

りーじ

子どもも大人も悪気はないけどね!

先回りしない

子どもが興味を持ったからと、アレやコレや準備しすぎるのはよくありません。

動物図鑑が好きな子どもに、動物図鑑を渡すのも先回りです。

子どもが本当に動物図鑑が好きなら、自分から本棚に取りに行きます。

もしかすると、昨日までは動物が好きだったけど、今日からは乗り物が好きかもしれません。

自分で本棚に向かえば、自然と乗り物図鑑を手にします。

しかし、大人が動物図鑑を与えてしまうと、好きじゃないのに見ないといけない。

子どもは集中できないし、楽しくないですよね。

大人の先回りは、子どもの遠回り

大人はそっと見守り、子どもに選ぶ自由を与えましょう。

声をかけすぎない

子どもへの声かけは、もちろん大切なことです。

しかし、場合によっては子どもの集中の邪魔をすることも。

絵を描いている最中に、「上手だね!」と言うだけで、子どもの集中は切れます。

また、子どもが1枚の塗りを終えた時も、声かけをグッと我慢しましょう。

子どもからすると、1枚塗り終わっても2枚、3枚と続けたいかもしれません。

そこに大人が「できたね」と声をかけると、もう終わりなんだと思っていまします。

声かけは、子どもの集中が切れたと感じた時に行いましょう

ダメなことはルールを決める

子どもを観察していると、何にでも登りたくなる時期に当たるかもしれません。

危険やマナーに備えて、ルールを決めましょう。

テーブルは食事をする場所。

登っていい場所ではありません。

子どもの観察は「好き」を見つけるモノですが、ダメなことはダメです

しっかりルールを決めて注意して下さい。

登ることが好きなら公園に行って、登りたい気持ちを思いっきり満足させましょう!

3歳以降になると、叱り方も工夫が必要です。

下の記事を参考にどうぞ!

子どもは飽きやすいワケじゃない

子どもにオモチャを与えても、すぐに飽きてしまうと感じていませんか?

オモチャは安くないし、買おうと思えばキリがありません。

それなのにすぐ飽きてしまうと、大人はたまりませんね…

実は子どもは、飽きやすいワケじゃありません。

子どもは能力を身につけるタメに、ものすごく集中します。

集中しなくなったら、オモチャから学べることが無くなったのかも

大人もゲームをクリアすると、やめますよね。

子どももオモチャをクリアしたから、やめてしまったんです。

子どもがオモチャに飽きたら成長したのだと思い、レベルアップしたモノを選んでみて下さい

おもちゃのレンタルサービスを利用すると、経済的で子どもも大満足できますよ。

お母ちゃん

毎回買ってたら破産やで!

給料は一向に上がりません涙

\いろんなおもちゃが試せる!/

オモチャ選びは適正年齢より、子どもの成長に合わせましょう!

まとめ

今回は子育てに大切な子どもの観察の仕方を紹介しました。

  • 観察は子どもの好きを知るため
  • 観察する前に、敏感期を把握する
  • コツがわかれば観察はグッと楽に
  • 観察したことはメモに残す
  • 好きが分かれば子どもをサポート
  • サポートで注意することは3つ

子どもの好きが分かれば、自立へとつながります。

そのためには、しっかり観察して適切なサポートを行いましょう。

モンテッソーリ教育の敏感期を知っていると、観察もグッと楽になりますよ。

りーじ

ありがとうございました!

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