- 5歳児に特化したモンテッソーリ教育
- 5歳児は「新しいモノを創る」時期
- アウトプットで自分の意志を伝える
- 家の手伝いをさせよう!
こんにちは、りーじです。
この記事は、5歳の誕生日を迎えるお子さんをお持ちの、パパ・ママに向けた内容です。
- 子どもが5歳!どんな育児が必要?
- 5歳児に特化した教育が知りたい!
これらの疑問・要望に応えます!
小学校入学まで、あと1年。
子どもの自立に向けて、ラストスパートですね。
最後まで読むと、小学校入学に向けて、要意義な1年が過ごせますよ!
あと1年か〜
小学生になっても育児は続くけどね
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育は、子どもの自主性と自己表現を尊重する教育です。
Amazonの創業者や、将棋の藤井さんなども受けていたとして有名ですね。
しかし、中身は英才教育や早期教育ではありません。
モンテッソーリ教育とは、適時教育なのです。
モンテッソーリ教育は自立を促す
モンテッソーリ教育は自己肯定感を高め、発達段階に応じた学びを尊重しています。
子どもたちが自分で考え、行動し、学ぶ力を養っていくのです。
自分で考え、行動する。
モンテッソーリ教育は、子どもの自立を促す育児なのです。
モンテッソーリ教育の内容
モンテッソーリ教育は、子どもを見守り自立を促す教育です。
その土台となるのが、環境を整えること。
子どもは環境さえ整っていると、自分で成長できます。
成長に合わせて環境を整えると、子どもは自分の力で自立していけるのです。
環境づくり大切やで!
理想的な育児ですね
5歳児は「新しいモノを創る」
5歳児は4歳児に引き続き、「自分」を確立していく最終段階。
すべての能力が、総合的に伸びる時期です。
好き・嫌いや、得意・不得意がまだないので、なんでもやりたいことにチャレンジさせましょう。
また、5歳児になると創造力が発達します。
粘土やドロで、子どもなりの表現が見れますよ。
加えてエンピツが上手に使えたり、自転車に乗れるようになったり。
想像力と運動能力で、子どもなりの新しい世界が広がっていきます。
わが子がどんどん成長していく!
5歳児の環境づくり
5歳になると手先が器用になり、家事もできるようになります。
できる家事は、どんどん手伝わせましょう。
家事の手伝いは、子どもの能力を伸ばすのにうってつけ。
親はやり方を丁寧に見せながら、教えて下さいね。
5歳児との接し方
5歳児の特徴は、イメージを膨らませ、物事を発展させる力です。
子どものイメージが、どんどん膨らむような接し方をしましょう。
本を読み聞かせながら、「どう思う?」と質問してみて下さい。
インプットしながらアウトプット。
想像力もつき、語彙力や自分の意見を伝える力もつきますよ。
5歳児の主な敏感期
モンテッソーリ教育には、敏感期という考えがあります。
それぞれの敏感期になると、子どもはモノごとに興味を示し、能力を獲得します。
5歳児は、次の敏感期が当てはまります。
- 言語の敏感期
- 感覚の敏感期
- 数の敏感期
- 社会性の敏感期
子どもは何に興味があるのか?
何ができて、何ができないのかを観察しましょう。
敏感期を知って、子どもを観察することからモンテッソーリ教育は始まりますよ。
難しく考えなくていいよ!
言語の敏感期
5歳児になると、「なんで?」の連発。
世の中がどうなっているのか、知りたくなってきます。
今までは、世の中にどんなモノがあるか知りませんでした。
だんだん知識がついてくると、世の中の仕組みに興味を持ちます。
なんでなん?
お父ちゃんに聞いて
教えてGPT…
感覚の敏感期
感覚の敏感期は、これまで発達した感覚の洗練時期。
五感に加え、時間の感覚や、いつもと違うと感じる感覚なども身についてきます。
数の敏感期
5歳児になると、「ゼロ」の概念が分かるようになります。
なので、ゼロは5歳を迎えてから教えるようにしましょう。
また、単位について触れることも大切です。
小学生になると、距離や重さの勉強につまづく子が多い。
原因の1つに、実体験がないことが挙げられます。
家から公園まで、何kmあるのか?
自分の体重は、何kgなのか?
30分という時間は、どれくらいの感覚なのか?
感覚や数の敏感期にあたる時期に、肌で感じて予想ができる能力が身につくといいですね。
AIが発達してきても、完璧な答えだとは限りません。
誤ったことが起きても、「なんか変?」と感じれる能力が必要になります。
感覚的な判断が人の特徴だよね
社会性の敏感期
これまでは家族や親戚の付き合いがほとんど。
しかし、小学校に入学すると世界が変わります。
同年代の友達や、勉強を教える先生方
いろんな人に出逢いますね。
これからの1年、しっかり子どもに社会性を身につけてあげて下さい。
子どものタメやで!
親の人間性も良くなるよね
モンテッソーリ教育:5歳児の実践方法
モンテッソーリ教育といっても、自宅で簡単にスタートできます。
特別な保育園に入れる必要もありませんよ。
もちろん、専門の保育園などに通わせた方がより効果的とは思いますが。
うちの近くには無さそうやで!
お家でも大丈夫!
言語の敏感期:実践編
- 文法に触れる
- 早口言葉
文法に触れる
5歳になると、文法も意識しましょう。
4歳でモノの名前を覚えたら、5歳では形容詞を加えます。
短冊を準備して「あかいはな(赤い花)」と書き、子どもに読ませます。
次に「あかい」と「はな」の間をハサミで切る。
切ったら反対にします。
「はなあかい」を子どもに読ませると、変!と言われますよ笑
元に戻してテープで止めると、子どもも納得。
このようにして、形容詞は名詞の前につくと体感できます。
形容詞が分かると、次は動詞や助詞。
「あかいはなにみずをあげる」をバラバラに切ります。
「あかい」「はな」「に」「みず」「を」「あげる」を、子どもが自分で考えながら並べる。
並びを間違えても、違和感を感じることから文法が身につきます。
ポイントは、手を使いながら文法に触れること。
ゲーム感覚で取り組むといいですね。
「に」や「を」は、助詞と言います。
意識しないと、省いて話してしまいますね。
助詞を意識して話すと、子どもも助詞が身につきます。
早口言葉
5歳になると、発語する能力も高まってきます。
この時期に早口言葉を行うと、口の周りの筋肉をたくさん動かせます。
紙に早口言葉を書いて、家の中に貼りましょう。
家族みんなで楽しみながら、滑舌を身につけます。
子どもに負けますよー笑
数の敏感期:実践編
- ゼロの概念を伝える
- 10進法を伝える
- 距離を体感
- 重さを測る
- 時間を測る
ゼロの概念を伝える
おはじきやビー玉を使って、「ゼロ個下さい」と言ってみて下さい。
子どもは、困った顔をするでしょう。
ゼロは何もないだった〜、と言ってゼロの概念を伝えます。
ポイントはモノを使い、動きながら学ぶこと。
楽しく、ゲーム感覚で身につけるといいですね。
数が分かったからと言って、ドリルへの移行は慎重にしましょう。
子どもにとって、現実と紙の上では別物です。
タイミングを間違えると、数字嫌いになりかねません。
ドリルは必要になったらでOK
10進法を伝える
ヒモに10個のビーズを通して、それを10本作ります。
これで遊びながら、10進法に触れていきましょう。
1から数えて、10まで数えたら「10の札」を付けます。
次は11から数えて、20まで数えたら「20の札」。
このように、100まで数えていきましょう。
「100の札」を大きめに作ると、子どもに達成感が与えられます。
慣れてきたら「65の札」のように、いろんな数の札を作ります。
こうやって子どもが楽しみながら、10進法に触れられますね。
距離を体感
まず子どもの歩幅を測ります。
仮に50cmとしましょう。
子どもと近所を散歩するときに、100歩数えてみましょう。
数の敏感期の子どもは、楽しそうに歩数を数えます。
100歩になったらストップ!
これが50mだと伝えます。
このように200歩で100mなど、徐々に増やしていきます。
5歳半ごろになり千位まで数えられたら、1kmまで挑戦。
初めの頃は、距離にピンとこなかもしれません。
しかし、この時期に身についた1kmは、小学校に入学してから役に立ちます。
歩幅が50cmだと1kmは2,000歩になります
重さを測る
キッチン量りを準備します。
デジタルではなく、できればアナログがいいですね。
500mLの重さや、1Lの重さを測りましょう。
こうやって、重さの概念が身についていきます。
重さに慣れてきたら、いろんなモノを手に取り、重さを予測。
実際に測って、重さを当てるゲームをすると楽しく身につきますね。
飲み物を飲むときも、計量カップを使うといいでしょう。
「ジュースを300mL注いで」など、日常生活にも単位を使うといいですね。
ビール3本飲ませて!
1本でええで!
時間を測る
ストップウォッチを使って、時間の概念に触れましょう。
目を閉じて10秒と思ったら、止めるゲームですね。
社会性の敏感期:実践編
- 困ったときの対応
- 人の前後を通るとき
- ゴミを見つけたとき
困ったときの対応
1人で困ったら、まわりの大人に助けを求めることを教えましょう。
迷子になったときに備え、住所や電話番号を覚えるといいですね。
これも、暗記するゲームとして身につけましょう。
人の前後を通るとき
社会に出ると、人の前後を通るときの声かけの大切さに気づきます。
これも、5歳くらいから伝えるといいですね。
親も家庭内で、声かけをしてみましょう。
ゴミを見つけたとき
ゴミは誰かが、必ず片付けないといけない。
これを子どもに伝えていきます。
ゴミをポイ捨てするより、ゴミを拾うようになりたいですよね。
ほめる・叱るは3歳を目安に
子どもが3歳以降になると、親は「ほめる・叱る」を意識して下さい。
子どもの自己肯定感につながる、とても重要なことです。
5歳児の発達に合わせたオモチャ
5歳になってくると、手作りよりも購入の方がいいかもしれません。
でもオモチャを買い始めると、お金がいくらあっても足りませんね…
そんな時は、おもちゃのサブスクもおすすめですよ。
モンテッソーリの教材は手作り。
その他のおもちゃは、サブスクが経済的です。
毎回買ってたら破産やで!
給料は一向に上がりません涙
\いろんなおもちゃが試せる!/
まとめ
今回は5歳児のモンテッソーリ教育について紹介しました!
- 5歳児は「新しいモノを創る」時期
- アウトプットも行い、自分の意志を伝える
- 家の手伝いをさせよう!
5歳からの1年間で、小学校になるための成長ができます。
個別の発達段階に応じたアプローチや親子のコミュニケーションを通じて、4歳児の豊かな成長をサポートしましょう!
モンテッソーリ教育に興味がある、もっと知りたい方は下の記事をどうぞ!
ありがとうございました!
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