モンテッソーリ教育の数の敏感期を紹介します!
- 数の敏感期は、子どもが数に興味を持つ時期
- 4〜6才児にみられる
- 数を理解すると小学校の算数もスムーズ
- 数は日常生活で楽しく学ぶ
- 計算の概念を教える
- 計算を間違っても指摘しない
こんにちは、りーじです。
この記事は、子どもに数や計算を教える方法を知りたい親に向けた内容です。
- 子どもが数に興味があるみたい!
- 計算は教えた方がいい?
- どう教えたらいいか分からない…
これらの疑問・要望に応えます!
この記事を読むと、小学校に入学しても算数がキライになりませんよ!
好きな科目は給食!
算数って難しそうやな…
日頃から数に触れると大丈夫!
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育は将棋の藤井さんが、幼少期に受けた教育として有名です。
海外では高校まで続く教育ですが、日本では0〜6歳までの幼児教育とされています。
モンテッソーリ教育は「英才教育」や「早期教育」ではありません。
子どもの自ら成長する力を信じて、子どもの自立を促す教育です。
特別な指導はしないで!
大人は基本見守るだけ!
モンテッソーリ教育の敏感期
モンテッソーリ教育の軸となる考えに、「敏感期」があります。
子どもには特定の物事に強い興味を持ち、能力を身につける時期があるのです。
発達の旬とも言えますね。
立ったり走ったり、言葉を覚えたり。
子どもは敏感期を通して、生きていく力を身につけるのです。
敏感期には主に以下があります。
- 感覚の敏感期
- 運動の敏感期
- 秩序の敏感期
- 言語の敏感期
- 数の敏感期
- 小さなモノの敏感期
- 社会性の敏感期
- 模倣の敏感期
今回は数の敏感期やで!
小学生になる前に!
数の敏感期とは?
数の敏感期とは文字通り、数に興味を示す時期です。
4〜6歳児を観察すると、数に興味を抱く姿が見られます。
数の敏感期に、数とはどいうモノなのかを理解できることが大切。
小学校に入学してからも、数に対する苦手意識を持たず、算数へもスムーズに進めます。
数は難しそうだから、小学校からで十分と思っていると、数の敏感期を逃します。
敏感期は一生に1度。
何の苦労もせず、楽しく能力を吸収できる時期なので、ぜひ数を楽しみながら身につけましょう!
親から一方的に教えるのはNG!
日常生活で数を楽しむ方法
4〜6歳の子どもは、数に触れることが楽しくて仕方ありません。
数の敏感期がきたら、以下の3つに注目してください。
- 1〜10まで数えることが楽しくなる
- 数を作るのが楽しくなる
- 大きい数まで数えることが楽しくなる
子どもが楽しそうにしてるで!
1〜10まで数えることが楽しい
数の敏感期がくると、1〜10まで数える姿が見られます。
日常生活でも、どんどん数を数える機会を作りましょう。
- お風呂で1〜10までお湯に浸かる
- 卵がパックに何個入っているか聞く
まずは基本である1〜10までの数を、日常生活の中で楽しく触れてみてください。
数を作るのが楽しい
1〜10まで数えることができると、子どもから数を作る姿が見られます。
公園で石を6つ拾ってきたり、積み木を3つずつ分けたり。
見てー!6やで!
子どもが自ら数を作るようになったら、日常生活でも取り入れましょう。
- 買い物で袋にトマトを3つ入れる
- 料理でお肉を4つに分ける
日常生活で、数を作る機会を作ってみてください。
お父ちゃんが買ってくれたオモチャの数は1つ
2つでーす!!
大きい数まで数えることが楽しい
1〜10までの数字を数えたり、作るようになると、10以上の数にどんどん触れていきましょう。
- 数字をいくつまで言える?
- 階段は何段ある?
ポイントは勉強ではなく、遊び感覚で数に触れること。
楽しめば楽しむだけ、子どもはどんどん数を吸収しますよ。
楽しんでなんぼ!
大人もだよー!
計算の「概念」を教える方法
数を数えるようになると、計算の概念を少しずつ教えましょう。
計算は「たす」「ひく」「かける」「わる」があります。
- 「たす」:いくつかの数を合わせる
- 「ひく」:大きい数字から小さい数字をとる
- 「かける」:同じ数を集めて合わせる
- 「わる」:みんなに同じだけ分けた時の1人分の数
4つの計算を、具体的なもので聞いてみましょう。
- 「りんご2つとミカン1つを合わせると?」
- 「チョコ4つあったけど、1つ食べちゃった!残りは?」
- 「目は2つだね、3人いたら目はいくつある?」
- 「ビー玉が9つあるね、3人で分けたら1人いくつ?」
ポイントは、計算が違っていても指摘しないこと。
あくまでも、計算の概念を理解することが目的です。
計算の考え方が理解できればOK。
間違いを指摘すると、数がイヤになってしまいます。
子どもは成長する過程で、自分から正確に計算したいと思うようになります。
初めから完璧を求めずに、子どもが自分で育つ力を信じましょう。
褒められて伸びるタイプやで!
怒る人キライ!
新婚旅行を根に持ってるな…
年齢別・数の敏感期の実践一覧
モンテッソーリ教育の内容を、年齢別にまとめました。
年齢別の数の敏感期の実践は、以下をご覧ください。
年齢は目安やで!
子どものペースに合わせて下さい
まとめ
今回はモンテッソーリ教育の数の敏感期を紹介しました!
- 子どもが数に興味を持つ時期
- 4〜6歳児に見られる
- 数の敏感期を逃さない
- 数を理解すると小学校でも算数がスムーズ
- 数は日常生活で楽しく学ぶ
- 計算の概念を教える
- 計算を間違っても指摘しない
数字の理解は、小学校から大切になってきます。
数字がキライにならないタメにも、日常生活から楽しんで数字に触れましょう。
計算自体を間違っても大丈夫!
計算とはこんなもんだって分かればいいんです!
ありがとうございました!
コメント