英語教育を始めるベストな時期とは?参考にすべきポイント3選

この記事で分かること
  • 英語は子どもの選択肢を増やす
  • 小学校から英語が必修、中学校は地獄
  • 3つのポイントで幼児英語をスタート
  • 私が考えるスタートのタイミング
  • 幼児英語は英語を教えない

こんにちは、りーじです。

この記事は、いつから子どもに英語を教えるべきか、悩んでいる方に向けた内容です。

  • 小学校からの英語が不安…
  • 早すぎると日本語が遅れる?
  • ベストな時期っていつ?

これらの疑問・要望に応えます!

最後まで記事を読むと、小学校の英語授業に備えることができますよ!

お母ちゃん

大変な時代やな!

ホホ

準備できるからいいタイミングやで!

りーじ

将来の選択肢も広がるしね!

目次

英語で子どもの選択肢を増やす

みなさんは、今の日本をどう思いますか?

  • 人口の減少に少子化問題
  • 上がらない給料に上がる物価
  • 社会保険料も上がる一方
  • 実質賃金の低下

それでも世界から見ると、日本は恵まれた国だと思っています。

なんとか生活できる収入があり、家族と安全に過ごせています。

しかし20年後、子どもが大人になった時、今の日本が続いている保障はない。

そもそも今の日本で、子どもが幸せに感じるのかも分かりません。

自分の子どもが幸せに暮らすために、子どもが自由に選択できる環境が大切

英語を身につけることで、選択肢を増やすことができます

親が子どもにできる、数少ない確かなモノかもしれません。

世界はバイリンガルが当たり前

世界には約196の国があります。

その中で、2つ以上の公用語・準公用語が存在する国は、151カ国もあるのです。

日本のように、1つだけの言語はかなり少数派。

同じアジアのフィリピン、シンガポール、マレーシアなどは、英語が公用語の1つにもなっています。

フィリピンでは、小学校から英語で授業をします。

国語や社会は母国語(タガログ語)、それ以外は英語での授業。

日本では中学高校の6年間、英語の授業がありますね。(現在は小学校でもあります)

しかし、時間にして1,000時間ほど。

一方、フィリピンでは小学校6年間の「英語の授業だけ」で、すでに2,000時間。

加えて他の授業も英語なので、合計で5,000時間ほど英語に触れています。

よく外国人から、「何で日本人は6年間も勉強して英語が話せないの?」と聞かれるシーンがありますよね?

外国人

チョーウケルw

もし聞かれたら、自信を持って返しましょう。

お母ちゃん

勉強してる風やで!

アジア人で英語がペラペラなのは、それなりの勉強をしているから。

そして世界から見ると、それが当たり前なのが現実です。

ホホ

マジかよジャパン…

日本の英語教育はどうなってる?

大人の世界では経済やらなんやらで、英語の必要性が高まっています。

しかし子どもの世界でも、英語の必要性は格段に上がっています。

2020年度から、小学校での英語教育が必修科されました。

それに伴い、中学校での英語教育のレベルも上がっています。

お母ちゃん

英語ってさ何アレ?って感じ

りーじ

席順の和訳が地獄だった…

小学校の英語指導要領

小学校の英語教育は、中学年(3,4年生)と高学年(5,6年生)で分かれています。

中学年は外国語活動、高学年は外国語科となります。

小学校の英語教育では、単語や文法の知識は重要視されません。

英語を使ったコニュニケーションで、思考・判断・表現の獲得を重要としています。

ホホ

めちゃくちゃ単語と文法の知識必要やん

りーじ

文科省の説明です…

中学年で学ぶ外国語活動の目標は3つ。

  • 聞くこと
  • 話すこと(やり取り)
  • 話すこと(発表)

高学年からの外国語科では、さらに2つの目標が加えられます。

  • 聞くこと
  • 話すこと(やり取り)
  • 話すこと(発表)
  • 読むこと
  • 書くこと

中学校の英語指導要領

中学校の英語教育は小学校での英語教育の開始や、高校での学習内容をふまえて改善されました。

具体的には、覚える単語数が1,200語程度から、1,600〜1,800語に増加。

表現をより適切で豊かにするために、「感嘆文のうち基本的なもの」や「現在完了進行形」などが追加されています。

最も大きく変化した内容は、授業を全て英語で実施するというもの

しかし、英語教員等の問題で、ほとんど実施されていないのが現状です。

ホホ

小学校で習う600〜700語はすでに覚えている前提やで!

お母ちゃん

地獄!まさに地獄やで!

りーじ

英語嫌いがますます増えるかも…

幼児英語を始めるポイント3選

日本にいても、英語力が重要になってきた現在。

では、英語学習を始めるのは、何歳からがいいのか?

子どもに英語を身につけさせたいパパ・ママは、悩むところだと思います。

早すぎると日本語の発達に悪影響なのか?

小学校に入ってからは遅い?

幼児英語の書籍には、3つのポイントが紹介されています。

幼児英語を始めるポイント
  • 3〜7歳がゴールデンエイジ
  • アウトプットは2歳から
  • 小学校以降は学習になる

幼児英語を始める時期は、各家庭でそれぞれだと思います。

3つのポイントを参考に、子どもや家庭に合った開始時期を考えましょう。

お母ちゃん

わが家は5ヶ月から開始!

りーじ

ただyoutube流してるだけ笑

ホホ

なんか動いてるし明るいから見てるだけやで笑

3〜7歳がゴールデンエイジ

人間の耳は3〜7歳で急速に発達し、ほぼ完成します。

この期間に、どれだけ英語を聞く環境があるかで、いわゆる「英語耳」に関係します。

英語耳は、リスニングとスピーキングにとても大切。

英語を話すには、まず英語を聞き取れなければいけません

相手が何を言っているか分からないと、日本語でもコニュニケーションはとれない。

テストで穴埋めや長文はできるけど、リスニングが全くできなかった方も多いのではないでしょうか?

お母ちゃん

イヤイヤ全部できんで!

りーじ

リスニングは何となくで解答してたな笑

アウトプットは2歳から

英語圏の子どもが英語を話し始めるのは、2歳からだと言われています。

いくら英語圏の子どもでも、生まれてすぐに英語は話せません。

お母ちゃん

日本語と同じやで!

日本人の子どもでも、日本語を話し始めるのは1歳半くらいから。

それでも「ブーブー(車)、きた」の2語。

3〜4語の文章を話すのは2歳からです。

生まれてからずっと日本語を聞いていても、文章を話すのは2歳。

家で英語を聞く環境がある日本人の子どもが、英語をポロッと口にするのも2歳。

2歳という年齢が、基準の1つになります

小学生からは英語が学習になる

人が能力を身につけるには、「獲得」と「学習」があります。

能力を身につける過程
  • 獲得:0〜6才
  • 学習:7才〜

生まれたから6歳までの子どもは、自然と能力を獲得していきます。

モンテッソーリ教育でいう、敏感期ですね。

敏感期の子どもは、努力せず楽しみながら能力を吸収します

特に大人が教えなくても、勝手に学んでいくのです。

7歳以降、小学校に入学してからは、学習することで能力を身につけます。

学習には勉強する意志が必要で、大人が教えないと学ぶことはできません。

学習には効率よく学べるというメリットがあります。

0〜6歳は英語環境があれば、教えなくても自分で英語を吸収します。

獲得で能力を身につける0〜6歳が、英語教育に適しているという考えです。

私が考える英語教育開始のタイミング

モンテッソーリ教育や幼児英語の書籍を読みあさると、これがいいタイミングじゃないかなと思う時期があります。

それはズバリ、生後7ヶ月〜2歳の間

7ヶ月〜2歳までに英語を始める理由
  • 英語耳になる前でも耳は聞こえている
  • アウトプットにはインプットが必要
  • 2歳までが無意識な言語学習期

発達には助走期間があります。

3歳から耳が急速に発達しても、それまで耳が聞こえないワケじゃありません。

2歳からアウトプットするには、それまでにインプットする必要があります。

言語の発達過程では、生後7ヶ月から大人の言葉を聞き、マネをする時期。

英語がある環境だと、子どもの耳にも英語が入り、マネする準備が整った状態なのです。

また言語の敏感期では、2歳までが無意識な言語学習期です。

英語を習得するには、逆に英語に無関心なくらい英語が当たり前の環境がベスト

無意識に言語を吸収する2歳までが、幼児英語を開始する時期に適していると思います。

お母ちゃん

小学校に入学してからはもったいないで!

りーじ

早いスタートにデメリットはなさそう!

幼児英語を始める前に

子どもの英語学習を始める前に、確認してほしいことがあります。

それは、目標設定です。

何かを始めるときは、目標があると効果的

下の記事をぜひご覧ください!

幼児期に英語を教えてはいけない?

多くの幼児英語に関する書籍には、英語教育は早い方がいいと紹介されています。

しかし、日本語が不十分な内に英語を教えると、日本語の発達が遅れるという意見もチラホラ

早くからの英語教育は良いのか?悪いのか?

様々な幼児英語の書籍を読んだ結果、2つのポイントに気づきました。

ポイントを理解すると、早くからの幼児英語にデメリットはありません

早期幼児英語のポイント
  • 幼児期に英語を教えない
  • 日本語を大切にする
お母ちゃん

英語を教えない?意味わからん!

りーじ

幼児期は自ら能力を獲得する時期だから

幼児期に英語を教えない

早くから英語に触れることは、英語習得に効果があると思います。

しかし、子どもの英語習得にこだわるあまり、英語を押しつけるのはダメ

敏感期の子どもは、自分から興味のあるモノに取り組むからこそ、自然と能力を獲得します。

興味がない、好きじゃないのに押しつけても、子どもは何も獲得できません。

幼児英語を始める時は、まず音楽や動画で英語を聞かせて下さい。

親は英語を教えるのでなく、子どもと一緒に英語を楽しみます

子どもが自然と英語を口に出すようになったら、順にステップアップ

間違いを指摘するような英語教育は、絶対にしてはいけませんよ!

ホホ

なんか英語イヤやな〜

りーじ

少しでも英語がイヤになったらアウト!

日本語を大切にする

子どもが英語を習得するには、土台となる日本語が大切です。

大半の子どもは大人になるまで、日本で生活します。

いくら英語ができるからと、日本語の読解力や語彙力がない子どもは苦労するでしょう。

日本に住んでるから、日本語なんて簡単と思っていませんか?

小学校入学後に日本語の読解力や語彙力を伸ばすには、努力が必要です。

小学校に入学しても国語ができないと、算数も理科も社会もできません。

全ての科目は日本語で勉強するからです。

英語教育に力を入れるあまり、日本語をおろそかにしてはダメです

英語は間違っても全く問題ありません。

しかし、日本語は正確さを意識して下さい。

といっても、特別に日本語を教える必要はありません。

親が正しい日本語を話すと、子どもは自然に正しい日本語を身につけます

お母ちゃん

マジ卍やで!

ホホ

マジ卍!

りーじ

正しい日本語でお願いします!

幼児英語はおうち英語で十分

小学校で英語が始まる焦りや、高かろう良かろうの考えがあるパパ・ママ。

英会話教室や高額な教材を申し込む前に、いったん落ち着きましょう。

本屋さんには「おうち英語」の本がたくさんあります。

おうち英語とは、家庭で親子一緒に英語を学ぶ教育方法です。

本屋にたくさんあるということは、おうち英語に効果がある証明。

初めから英会話教室や高額な教材に申し込んでも、絶対に英語を話すようにはならないと書いてある本もあります。

まずは家庭で、親子一緒に英語を楽しみましょう。

子どもが英語が好きになり、自分からもっと英語を習いたいと言うようになった時

英会話教室に申し込むのは、このタイミングがベストです

お母ちゃん

楽しいが子どもの基礎やで!

りーじ

おうち英語の後は英会話教室も必要かも!

0〜6歳は子どもの成長期!

英語に限らず、0〜6歳は子どもが爆発的に成長する時期です。

敏感期を通して、生きるために必要な能力を自分で習得します。

当サイトではモンテッソーリ教育を基本とした、0〜6歳の育児方法を紹介しています。

モンテッソーリ教育は、子どもの自立を促す育児

子どもが自立すると、英語学習もよりスムーズに進むでしょう。

興味がある方は、下の記事もご覧ください!

まとめ

今回は英語教育を始めるタイミングを紹介しました。

  • 英語ができると子どもの選択肢が増える
  • 世界ではバイリンガルが当たり前
  • 小学校では英語が必修、中学では英語で授業も
  • 3〜7歳が英語耳が育ちやすい
  • 2歳では英語をアプトプットできる
  • 小学生以降は努力が必要
  • 英語を始めるタイミングは生後7ヶ月
  • 幼児期は親子一緒に英語を楽しむ
  • 子どもには正しい日本語で話す
  • 幼児英語はおうち英語で十分

英語は早くから始めるに越したことはありません。

大切なのは始めるタイミングより、英語が好きになるか。

そして、親が正しい日本語を話せるかです。

幼児英語は楽しく英語にふれ、正しい日本語でたくさんコニュニケーションをとって下さい。

りーじ

ありがとうございました!

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