【2歳児必見!】イヤイヤ期の原因は親?知っておきたい知識と対応

記事の内容
  • 落ち着かない理由は秩序が乱れるから
  • モンテッソーリ教育は秩序を大切にする
  • 秩序は2〜3歳がピーク
  • 秩序のタメの環境づくりとサポート方法
  • 秩序が守られると落ち着いた子になる
  • 秩序の敏感期は論理的思考につながる

こんにちは、りーじです。

この記事は、子どものわがままや頑固さに困っている親に向けた内容です。

  • 何で機嫌が悪いの?
  • 落ち着きがない…
  • 秩序の敏感期って何?
  • 対処法は?

これらの疑問、要望に応えます。

最後まで記事を読むと、親のストレス軽減・子どもの思考力UPにつながりますよ!

お母ちゃん

何で泣くんや!

ホホ

安心したいだけやで

りーじ

そーだったの?

子どもの発達は個人差があります!

目次

子どもが落ち着かない理由

子どもは2歳くらいになると、落ち着きがなくなったり、ワガママになります。

いわゆる「魔の2歳児・イヤイヤ期」ですね。

2歳になると子どもの中で、自分なりの秩序(ちつじょ)ができ始めます。

秩序とは、以下の意味があります。

物事の正しい順序・道筋。社会などが整った状態にあるための条理

子どもは2歳ながら、自分なりの物事の正しい順序を持つように。

この秩序が乱れることで、子どもは落ち着きをなくし、機嫌が悪くなるのです

子どもの中にある秩序

子どもは秩序を作ることで、安心して生活が送れます。

自分の中で「当たり前」を作ってるんですね。

ホホ

当たり前って安心するやん?

子どもの中にある秩序は、主に4つ。

子どもの秩序
  • 場所:同じ場所にオモチャがある
  • 順番:同じ道順で公園に行く
  • 所有物:自分のコップ、親のコップ
  • 習慣:頭から洗って体を洗う

普段と違う場所にオモチャを戻したり、いつもと違う道を通っただけ。

大人には理解できない理由で、子どもは不機嫌になり泣き出します。

それは、子どもの秩序が乱れたから

大人は秩序が乱れても、すぐに受け入れます。

朝、電車が止まってしまう。

休みだったのに、急に出勤。

大人は今までの経験で、変わる可能性があると分かっているからです。

りーじ

受け入れたくないけど…

しかし、子どもは経験がないので、受け入れられません

自分の秩序が乱されると、子どもは一気に不安になってしまいます。

不安だから、機嫌が悪くなったり、落ち着かなかったりするんですね

大人だって秩序が乱れると不安

少し道が違うだけで、何でそんなに泣くのか?

一見すると、大人には理解できません。

しかし、大人だって秩序が乱れると不安になります。

例えば、知らない国にポツンと1人でいるとしましょう。

その国で生活するには、まずどこに何があるのか知る必要がありますね。

住める場所や飲食店、もしもの時の病院に警察署も知ってると安心。

必死に歩いて、だいたいの場所がわかりました。

なのに次の日になると、調べたお店や病院の位置が変わっている。

毎日場所が変わると、めちゃくちゃ不安でしょ?

不安どころか、発狂寸前。

子どもにも、同じようなことが起きているのです

お母ちゃん

いや発狂するで!

ホホ

まさにこんな感じや!

親が子どもの秩序を乱す原因に

子どもの秩序が乱れる原因は、親の可能性もあります。

子どもの秩序は親にとって、気にもならないからです。

コップが自分のじゃない、帰り道がいつもと違う。

大人だと気になりませんよね。

しかし、子どもにとっては大問題。

いつもと違うだけで不安になり、不機嫌になります。

もちろん、原因は親だけではありません。

子どもが不機嫌になるのは、必ず理由があります

「子どもだから…」と思考停止にならず、しっかり向き合ってみて下さい。

お母ちゃん

めちゃくちゃ大変やけどな!

りーじ

親自身のストレスも考えて臨機応変にね!

秩序を大切にするモンテッソーリ教育

子どもの教育には、「〇〇教育」と名前のある教育がたくさんあります。

その中の1つが、モンテッソーリ教育。

将棋の藤井さんやアマゾンの社長など、著名人が幼少期に受けていた教育として有名ですね。

モンテッソーリ教育は、子どもの秩序を大切にしています

モンテッソーリ教育の軸に、「秩序の敏感期」があるからです。

モンテッソーリ教育の敏感期

モンテッソーリ教育の軸に、敏感期という考えがあります。

敏感期とは、子どもが将来必要な能力を習得する時期のこと。

特定の物事に強い興味を示し、集中を高める姿が見られます

敏感期は、大きく分けて8つ。

敏感期の一覧
  • 感覚の敏感期
  • 運動の敏感期
  • 秩序の敏感期
  • 言語の敏感期
  • 数の敏感期
  • 小さなモノの敏感期
  • 社会性の敏感期
  • 模倣の敏感期
お母ちゃん

今回は秩序の敏感期やで!

りーじ

大人は是非とも知っておきたい敏感期

秩序の敏感期とは?

モンテッソーリ教育の敏感期に、秩序の敏感期があります。

秩序の敏感期とは物事の正しい順序や道筋に、強い興味を持つ時期

この時の秩序とは、社会一般的なことではありません。

子どもの中にある、自分だけの秩序です

2歳になると、秩序の敏感期が始まります。

3歳までにピークを迎え、6歳にはほとんど消失。

子どもにとって、この世は分からないことだらけ。

2歳くらいになると、分かった順から物事を秩序立てていくのです。

ホホ

分かるって安心なんやで

りーじ

子どもにとって安心は本当に大切!

秩序で落ち着いた子どもになる

秩序があることで、子どもは安心します。

安心は子どもが成長する上で、欠かせない大切なモノ。

子どもが落ち着かないのは、秩序が乱れているのかもしれません

親が秩序の敏感期を知らないと、子どもの落ち着きにも影響します。

秩序の敏感期に子どもの秩序を育むと、精神的に落ち着いた子どもに成長できるのです

秩序は論理的思考につながる

子どもの秩序は、論理的思考の基礎となります。

自分の頭で考えるからこそ、自分なりの秩序が生まれる

2歳ごろから自分の頭の中を整理し、自分の秩序を作れるようになります。

秩序ある思考が身につき、論理的思考につながるのです。

お母ちゃん

安心できて頭も良くなる!

ホホ

一石二鳥やで!

秩序の敏感期に対するモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育は、環境づくり見守りが基本。

そして、最低限のサポートです。

秩序の敏感期(イヤイヤ期)の対応で大切なこと。

それは、「根気強く見守る」です。

秩序の敏感期のモンテッソーリ教育
  • 秩序の敏感期だと認識する
  • 出来るだけサポート
  • 根気強く見守る

秩序の敏感期は2歳から始まり、ピークは3歳。

大変な時期は1年間。

子どものタメと思い、頑張りましょう!

りーじ

敏感期には終わりがある!

秩序の敏感期の環境づくり

まずは、子どもが秩序の敏感期だと認識しましょう

それだけでも、環境づくりは十分です。

子どもがわがままや頑固なのは、性格ではなく秩序の敏感期なのです。

秩序の敏感期のサポート

子どもが秩序の敏感期と認識したら、環境づくりはOK!

あとは可能な限り、子どもの秩序を大切にするサポートです。

早く家に帰りたくても近道せず、いつもと同じ道を通る。

模様替えしたくても、子どものオモチャは同じ場所に置くなど。

お母ちゃん

生活に支障がない範囲で!

どうしても場所を変える時は、いっぺんにではなく少しずつ変えましょう。

年齢別・モンテッソーリ教育の実践一覧

モンテッソーリ教育の内容を、年齢別にまとめました。

秩序の敏感期以外にも、お家でできるモンテッソーリ教育です。

参考にご覧ください!

モンテッソーリ教育の一覧
  • 0〜1歳:出産前のモンテッソーリ教育
  • 1〜2歳:指先が成長のカギ
  • 2〜3歳:イヤイヤ期は成長期!
  • 3〜4歳:やりきった!は自立への1歩
  • 4〜5歳:待てる力で自立へ前進
  • 5〜6歳:小学校までのラストスパート
お母ちゃん

年齢は目安やで!

りーじ

子どものペースに合わせて下さい

まとめ

今回はモンテッソーリ教育の秩序の敏感期を紹介ました。

  • 落ち着かない理由は秩序が乱れるから
  • モンテッソーリ教育は秩序を大切にする
  • 秩序は2〜3歳がピーク
  • 秩序のタメの環境づくりとサポート方法
  • 秩序が守られると落ち着いた子になる
  • 秩序の敏感期は論理的思考につながる

秩序の敏感期を知ることで、子育てはグンっと楽になります!

そして子どもの成長にも欠かせません。

忙しい生活に追われる日々ですが、子どものために可能な限り秩序を大切にしましょう!

りーじ

ありがとうございました!

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