子どもの英語事情?幼児英語の前にすべきこと|正しい勉強の進め方 

この記事で分かること
  • 苦しい子どもの英語事情
  • 英語学習の軸となる15年計画
  • 英語学習のゴールを具体的に設定する
  • 英語学習の正しい進め方
  • 親は気長に楽に!

こんにちは、りーじです。

この記事は、0〜6歳までの子どもに英語を身につけさせたいパパ・ママに向けた内容です。

  • 小学校からの英語が不安…
  • 英語学習は何から始めればいいの?
  • 勉強の進め方は?

これらの疑問・要望に応えます!

最後まで記事を読むと、子どもがムリなくムダなく英語を学べますよ!

お母ちゃん

英語学習って聞くだけで白目!

ホホ

赤ちゃんでもできるんか?

りーじ

ゴール設定と学ぶ順番が大切!

目次

学習指導要領の改訂!子どもの英語事情

近年、日本の英語教育が見直され始めています。

新たな学習指導要領により、2020年から小学校で英語の授業がスタート。

義務教育での英語学習は、中学校からではなく小学校からとなりました。

中学校の英語学習は、さらに変化します。

大きなところでは英語の授業が、オールイングリッシュ化になる予定。

先生の話も、英語になってきます。

お母ちゃん

ありえん!

りーじ

ゾッとする…

幼児英語の重要性

幼児英語とは文字通り、幼児期から英語を学ぶこと。

小学校に入学するまでの間、親と一緒に英語に親しんでいきます。

英語の授業は、小学校からスタートします。

しかし、ここでつまずくと大変

小学生で英語が嫌いになると、地獄の6年間が待っています…

小学校で英語につまずかないタメにも、入学前から英語に親しんでおくことが大切。

今の日本では、幼児英語は必須かもしれません

英語ができると選択肢が広がる

幼少期から英語に親しむと、将来の選択肢が広がります。

子どもには敏感期があり、0〜6歳までに言語が爆発的に発達。

大人が苦労して習得する英語を、敏感期の子どもは何の苦労もせずに習得できるんです。

幼少期に英語を習得できれば、その後の人生を有意義に過ごせます。

周りが必死こいて英語を勉強している時間に、英語で自分の好きな分野を勉強できるのです

お母ちゃん

めっちゃくちゃ時間の節約やで!

りーじ

大人になると時間の大切さを実感!

英語学習の軸!子どもの15年計画

子どもの英語学習を始めたい、パパ・ママ。

最初に何から手をつけるべきか、分かりませんよね?

英語学習には、15年間の計画があります。

まずは軸となる、各年代のゴールを頭に入れてみて下さい。

英語学習15年計画
  • 0〜6歳:英語を日常化し当たり前にする
  • 6〜10歳:英語への抵抗感をなくす
  • 10〜12歳:英語の日常化をより強化
  • 12〜15歳:英語に無関心がないくらい日常化
お母ちゃん

大まかなゴールがあると分かりやすい!

りーじ

あとは家庭に合わせたゴール設定を

各家庭の具体的なゴール設定

英語学習の軸を頭に入れたら、今度は各家庭でもう少し具体的にゴールを設定しましょう。

英語を勉強するときは、まずゴール設定が大切です

自分の子どもにどうなって欲しいのか?

子どもの将来を考えて、しっかりゴール設定をしましょう。

例えば、わが家のゴール設定がこちら。

わが家のゴール設定

長期のゴール

  • 18歳で外国人と問題なくコミュニケーションが取れる。

短期のゴール

  • 6歳までには英語がある生活が当たり前になる。
  • 小学生で自分の意見を英語で言える。
  • 中学生で何となく英語で日常会話ができる。
ホホ

マジか!

お母ちゃん

おったまげー!

りーじ

あくまでも目標だからね

ゴール設定は、長期と短期を考えるといいですよ。

長期ゴールは、子どもが将来どうなって欲しいか。

短期ゴールは長期ゴールを達成するために、1〜2年間隔のゴールです。

ゴール設定はあくまでも目標です。

短期ゴールは子どもの成長に合わせて、ちょこちょこ変更するといいですよ

英検をゴール設定にしていい?

幼児英語の本には「英検に合格しても意味ない!」「コニュニケーションが大切!」とあります。

私もどちらかといえば、この意見には賛成。

しかし、ゴールは数字で表すと、より明確になります。

「12歳までに英検2級合格」なんて、すごく分かりやすくていい目標だと思います。

子どもが英検に興味があるなら、ぜひチャレンジしてみて下さい。

英検に合格すると、子どもの自信にもつながります。

大切なのは、その子らしい英語の学び方

自分の子どもをしっかり観察して、英語が大好きになるといいですね。

ホホ

好きなことはいくらでもできるで!

りーじ

子どもファースト!

子どもの英語学習の進め方

英語学習を決心した時、皆さんは何から取り組みますか?

まずは文法から?

イヤイヤ、単語が分かってないとダメ?

英語の勉強といえば、文法や単語の暗記を思い浮かべるかもしれません。

しかし、0〜6歳までの幼児英語には、基本となる英語の進め方があります

英語に触れる順番が正しいと、ムリなくムダなく英語を習得できるでしょう。

幼児英語の進め方
  1. まずはしっかり聞く
  2. 口からポロッと英語が出てくる
  3. 話に慣れたら文字を導入
  4. 書くは最後

英語も日本語と同じ順番で、習得していきます。

赤ちゃんの時にしっかり日本語を聞いて、だんだん話すようになる。

絵本を通じて文字が読めるようになり、エンピツを持ってひらがなを書きますもんね。

お母ちゃん

確かに!

りーじ

日本語も英語も同じ言葉

分かりやすく、順番を区切りました。

実際は同時並行で学習が進んでいきます。

まずは英語をしっかり聞く

英語の習得には、2,000時間かかるとも言われます。

1日2時間の勉強で2年半、大人だと白目むきますね…

ここで幼児英語のメリットが活きます。

子どもには、言語の敏感期があります

言語の敏感期は0〜6歳。

言葉を教えなくても、自分からどんどん吸収して習得する時期です。

英語の習得も、まずは聞くことからスタート。

子どもが楽しく英語が聞ける環境を準備しましょう。

親はここで焦ってはいけませんよ!

いいですか?

インプットには2,000時間ですよ。

いくら言語の敏感期だからと言っても、数ヶ月〜数年は英語を話せないと割り切って下さい

でも、英語を聞いた長〜い時間は、必ず子どもの強力な土台になるはずです。

7歳までに、英語を聞く習慣化が推奨されています。

たくさん聞くと話すようになる

数ヶ月〜数年かけて英語を聞き続けると、ポロッと英語を口にする時がきます。

インプットして溜まりに溜まった英語が、自然と口から出るのです。

大人だって無意識に聞いているCMソングを、よく口にしますよね。

そのCMは、イヤでも頭に残っているはず。

英語の発語が見られたら、英語学習の加速チャンス。

聞かせる英語のレベルを少し上げたり、バリエーションを増やしましょう。

レベルが上がってくると、子どもはルー大柴みたいにルー語を話すように。

日本語も英語も、習得し始めている証拠ですね。

親がルー語を話すのはよくありません。

日本語は日本語、英語は英語と分けて語りかけましょう!

お母ちゃん

carに乗るでー!

ホホ

りーじ

Let’s get in the car もしくは車に乗ろう!

話に慣れたら文字の導入

話すことに慣れると、文字を導入するタイミングです。

絵本に関心を持ち始めたら、一緒に読む習慣をつけましょう。

「dog」と発音できると、絵本にあるdogを発見する楽しみをくり返し、読める単語が増えていきます。

ゆくゆくはフォニックスやサイトワード、CVC単語といった、英語の正しい読み方を覚えるレベルまで成長します。

フォニックス:a(母音)、c(子音)など、1つの文字が1音を表す

サイトワード:in、isなど、ネイティブの幼稚園や小学校で最初に習う重要単語

CVCワード:cup、mapなど、子音+母音+子音の3文字の単語

書くは最後に!

聞く、話す、読むができると、最後は「書く」。

アルファベットは26文字書ければ、あとは組み合わせです。

あっという間に書けるようになります。

ただし、子どもが英語を書きたいと思っても、手先を使う能力がないと文字は書けません。

子どもは言語の敏感期であると同時に、運動の敏感期でもあります。

文字が書けるように、手先をしっかり使えるようにして下さい。

幼児英語を始めるタイミング

幼児英語を始めるタイミングは、各家庭でバラバラ。

早すぎると良くない!との意見もあり、悩むところです。

私が考える幼児英語を始めるタイミングは、生後7ヶ月〜2歳の間

詳しくは、下の記事をご覧ください!

英語の習得には長い時間がかかるもの!

くり返しですが、英語を習得するのに約2,000時間かかります。

でも、2,000時間に根拠はありません。

人によっては3,000時間、4,000時間かかることも。

1日2時間勉強しても、2,000時間のインプットには2年半かかります。

英語の習得には、めちゃくちゃ時間がかかるってこと。

幼児英語を始めた親は、気持ちを楽にして下さい。

子どもはの英語習得には、長〜い、長〜い時間がかかるものなんです!

ホホ

すぐペラペラとが絶対あり得んで!

お母ちゃん

ゆっくり身につけるで!

りーじ

楽〜に気長に取り組みましょう!

0〜6歳は子どもの成長期!

英語に限らず、0〜6歳は子どもが爆発的に成長する時期です。

敏感期を通して、生きるために必要な能力を自分で習得します。

当サイトではモンテッソーリ教育を基本とした、0〜6歳の育児方法を紹介しています。

モンテッソーリ教育は、子どもの自立を促す育児

子どもが自立すると、英語学習もよりスムーズに進むでしょう。

興味がある方は、下の記事もご覧ください!

まとめ

今回は幼児英語のゴール設定を紹介しました。

  • 小学生から英語の授業がスタート
  • まずは英語学習15年計画を頭に入れる
  • 15年計画を基に具体的なゴールを設定
  • 幼児英語は正しい順番で学ぶ
  • 英語の習得には長い時間がかかるもの!

ゴール設定で大切なことは、いつでも変えていいってことです。

ゴールに縛られて、無理やり勉強させるのは逆効果。

子どもは環境さえ整えば、自然と英語が身について活きます。

幼児英語は英語を好きになることが大切ですよ。

りーじ

ありがとうございました!

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