- 英語をポロッと口にしたら「話す」に進む
- 「話す」は英語脳がポイント
- 語りかけ育児で英語を結びつける
- +1の絵本でレベルアップ
- 動画は日常生活を描いたアニメ
こんにちは、りーじです。
この記事は、おうち英語の「聞く」を行っている両親に向けた内容です。
- ずっと英語を聞かせてるけど…
- 次のステップに進みたい!
- 具体的に何をすればいいの?
これらの疑問・要望に応えます!
おうち英語を始めて、ずっと子どもに英語を聞かせてきましたね。
でも、聞かせるだけでいいのか、不安になってくる頃と思います。
おうち英語の「聞く」の次は「話す」です。
記事を最後まで読むと、おうち英語を不安なくステップアップしていけますよ!
最初の「聞く」期間が長いもんな〜
「話す」へのタイミングがあるで〜
気楽にね〜
「話す」に進むタイミング
おうち英語はまず、「聞く」から始まります。
英語の音楽や動画を見て、英語を頭の中にインプットしていきます。
インプットされた英語がいっぱいになると、突然ポロッと口に出す瞬間が。
これが「聞く」から、「話す」にステップアップするタイミングです。
子どもにとって、初めての英語のアウトプット。
このタイミングで、少しずつおうち英語のレベルを上げていきましょう!
日本語でもインプットは1年かかる
日本人が英語を習得するのに、2,000時間のインプットが必要と言われます。
しかし、この2,000時間に根拠はありません。
インプットする質が大事やで〜
日本の赤ちゃんの場合、日本語を話し始めるのは1歳あたり。
8ヶ月になると言葉の理解が始まり、1歳で「ワンワン」「ブーブー」など片言を話します。
お腹の中から日本語を聞いていても、日本語がポロっと口がら出るのに約1年。
四六時中、日本語を聞いていても、アウトプットするまでに1年はかかるのです。
おうち英語の「聞く」は、なかなか成果が見えません。
本当に英語が身についているのか、不安になると思います。
しかし、「日本語でもインプットに1年かかるんだ」と気楽に気長に考えていきましょう!
しっかり聞いてるから安心してや!
倍の2年はかかるんじゃないかな?
英会話には英語脳が必要
子どもが「話す」にステップアップするにあたり、知ってほしいコトがあります。
それは英語脳です。
英語を話す(英会話)には、頭の中に英語脳が必要。
英語脳とは日本語を介さずに、英語だけで会話ができることを指します。
耳に入った英語を日本語に訳せず、英語として理解できる状態ですね。
英会話を習得するには、英語脳は必須です。
どんなに英語が得意でも、英語脳がないと流暢な英会話はできません。
- 英語を聞く
- 日本語に訳する
- 返答の日本語を考える
- 考えた日本語を英語に訳する
- 訳した英語を話す
耳に入った英語を和訳したり、返答の日本語を英訳すると、流暢な会話は厳しい。
一方、英語脳があると流暢な会話が可能です。
- 英語を聞く
- 英語で返答を考える
- 英語を話す
脳内での処理速度が、全然違いますね。
流暢な英会話ができる人は、頭の回転が速いワケではありません。
英会話が得意は人は、頭に英語脳があるのです。
英語脳に関する年齢
英語脳は訓練によって作れます。
しかし、大人になってから英語脳を作るのは大変。
英語を勉強しても、なかなか英会話ができないのは、英語脳がないことが大きな原因でもあります。
しかし、子どもは違います。
3才までにおうち英語が習慣になると、自然に英語脳ができます。
子どもは3才になると日本語の語彙が増え、4才ではだいぶ日本語が話せるようになります。
おうち英語の習慣がないまま日本語が身につくと、英語でも日本語を介してしまうのです。
- りんごを見る
- りんごの日本語が浮かぶ
- appleが浮かぶ
これでは、なかなか英語脳が作られません。
3才になった後に英語教育を始めると、せっかく覚えた日本語を否定されるような感覚になることも。
英語教育はいつから始めるか、賛否あるでしょう。
私は日本語が確立する前、3才ごろにはおうち英語の習慣化がいいと思います。
「話す」時期のおうち英語の内容
おうち英語が「話す」のステップに進むと、求められる親の英語力が一気に上がるような気がします。
でも、安心してください!
おうち英語に必要な英語は、事前に準備できます。
簡単な英文に単語、かつ事前に準備ができる。
一気にハードルが下がった気がしませんか?
…まぁな
「話す」おうち英語には、主に3つあります。
- 語りかけ育児
- 少しレベルアップした絵本
- 日常生活を描いた動画
今までは「聞く」によって、一方的に英語を聞いてきました。
「話す」では3つの内容を通して、親子の英語での会話に挑戦していましょう!
お父ちゃんお母ちゃんが話してくれたら嬉しいな!
楽しくがんばろう!
語りかけ育児
語りかけ育児は、イギリスではBaby Talk Programとして浸透しています。
子どもたちの心と知能の発達に効果があると、立証されています。
語りかけ育児は、子どもが関心を寄せているコトやモノについて、英語のインプットを行います。
まだまだインプットやで〜
ポロッと口にしたぐらいだからね
「話す」は今まさに自分が見て、聞いて、遊んでいることに対して、英語が結びつくことが大切。
散歩中に犬がいて「わんわん、かわいいね」となるシーンがあるとします。
ここで「It’s a dog.」「A cute dog.」と語りかけます。
すると子どもの頭の中では、「犬はdogなんだ」「かわいいはcuteなんだ」となります。
おうち英語は、英語を教える必要はありません。
「It’s a dog」とくり返すことで、自然と「犬=dog」と結びつきます。
「話す」のおうち英語は「It’ a 〜」の繰り返すことで、自然と覚えていくのです。
小学校の授業でも、学習指導要領によると英語は教えない方針。
「好き」「I like」の授業では、先生がひたすら「I like〜」を連呼します。
何回も何回も「I like」を使うことで、子どもは自然に「好きなモノを話すときは I likeって言うんだ〜」となるんですね。
少しレベルアップした絵本
第二言語の勉強法に「i +1」があります。
iは学習者が今持っている英語力。
そこに少しだけレベルが上がった英語(+1)を足すと、学習が進むとの考えです。
1つの英単語がのっている絵本なら、2つの英単語がのっている絵本。
2つなら3つの英単語(英文)など、少しだけレベルアップして下さい。
注意点は、必ずしも+1が有効ではないってこと。
おうち英語で大切なことは、継続です。
+1で継続が難しいようなら、レベルを戻しましょう。
子どもによっては、−1くらいが継続できるかもしれません。
幼児はくり返しが好きですが、飽きるのも早いです。
常に新しい刺激を意識しましょう。
子どもの観察が大切やな!
下の記事も読んでみて下さい
動画は日常生活を描いたアニメ
おうち英語の「聞く」では、簡単な英語と音楽の動画がメインでした。
「聞く」では、子どもが英語に興味を持つことが大優先。
おうち英語の「話す」では、ストーリーのあるアニメにも挑戦しましょう。
おすすめは、「Peppa Pig」です。
Peppa Pigは、ピーパ・ピッグと家族や友人の日常生活を描いたアニメです。
「話す」に入ったすぐは、日常生活を描いた動画がいいでしょう。
理由は、実際の生活でもマネできるセリフが多いからです。
- アニメの主人公が子どもと同世代
- 日常生活がメイン
- シンプルなストーリー
もちろん、冒険やヒーローのアニメもいいと思います。
ただ、親子で英語の会話を練習するなら、日常生活を描いたアニメがベストですね。
まさに英語の日常会話やで!
親子一緒に勉強できるね!
まとめ
今回はおうち英語の「話す」にステップアップするタイミングと内容を紹介しました。
- 英語をポロッと口にしたら「話す」に進む
- 「話す」は英語脳がポイント
- 語りかけ育児で英語を結びつける
- +1の絵本でレベルアップ
- 動画は日常生活を描いたアニメ
「聞く」から「話す」にステップアップするには、かなりの時間がかかります。
成長も子どもそれぞれなので、焦らずに継続しましょう!
大切なのは継続ですよ!
ありがとうございました!
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